医療・福祉系関連の仕事に就職や転職を考えている人や、さらなるキャリアアップを目指したいといった方の為に、医療・福祉系資格の一覧をご紹介します。
国家・民間問わずご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
医療・福祉系資格
医療事務
医療事務は病院の窓口にて、病院に訪れた方の受付業務や会計を行います。診療後に、診療点数を計算し、レセプト作成を行うこともあります。
女性に人気で、病院への就職に有利になる資格です。
看護師
看護師は医師が行う医療行為が安全に行われるよう、診療の補助をすることを主な仕事となります。
看護を担う専門職として、専門的知識や技術、冷静さが求められます。
人口の高齢化や医療の高度化などの影響により、今後ますます需要が高まっていくと思われます。
医師
医師国家試験は国家資格の一つであり、医師として働く為に必要になります。
医師の主な仕事は、患者の診察や治療、検診など、非常に多岐にわたります。
人の生命を左右する重要な資格なだけあり取得は非常に困難ですが、取得することができれば、高収入・安定が約束される資格であるとも言えます。
臨床検査技師
臨床検査技師は、患者の客観的な生体データの検査を行います。
このデータは、患者の病気の診断や経過を知ることに使われたり、今後の治療の方向性を決めることに使われたりと、医師が治療を行う際に必要不可欠のデータになるので、非常に重要な仕事です。
臨床工学技士
臨床工学技士は人間の生命を維持するのに必要になる呼吸や血液の循環、代謝などを一時的に医療機器によって行わせたり、補助をさせる生命維持管理装置の操作・保守・管理を行います。
医療チームの中で、唯一機械・電子系の工学的な知識をもつスペシャリストです。
診療放射線技師
診療放射線技師は、人体へ放射線を照射し、人体内部の撮影、画像診断装置による検査を行います。
病気や癌などの早期発見や、進行具合などを知ることが出来ます。勤務先は病院や保健所、検診センターなどが主になります。
薬剤師
薬剤師は医師が出した処方箋に基づき薬を調合したり、医薬品を販売するのに必要な国家資格の一つです。
薬品調剤業務を行うことが主な業務であり、病院や薬局、学校などが主な職場となります。
歯科衛生士
歯科衛生士は、歯科医療を行う歯科医師をサポートするのに必要な資格です。
勤務先は主に歯科医院であり、歯科医師が行う治療補助や、患者の予防措置、保健指導などを行います。
歯科技工士
歯科技工士は、歯科医師から指示に基づき、患者の虫歯の詰め物や歯科矯正装置の作成・修理・加工などを行います。
勤務先は主に歯科医院となります。
言語聴覚士
言語聴覚士は、聴覚障害や言語障害といった、言葉によるコミュニケーションの問題に対し、原因や発生メカニズムを調査し、対処法を明らかにすることを主な業務とします。
必要に応じて患者への指導や訓練といった援助を行うこともあります。
理学療法士
理学療法士は病気や事故によって身体に障害を持つ患者に対し、運動訓練やマッサージをすることで、正常に社会復帰して生活できるように、運動機能の回復を支援することを主な業務とします。
救急救命士
救急救命士は、救急現場や救急車内などで、医師の指示を基に救急救命処置を行うことが主な業務です。
気道確保や輸液処置など、救急救命処置は、医療施設に着くまでの間に行われることが多く、患者の生命の危険を回避するために必要で、非常に重要な処置になります。
視能訓練士
視能訓練士は失明してしまった患者や、弱視、斜視などの視機能に障害のある患者などに対し、視機能検査や訓練治療を行います。
病院や眼科医院、保健所などが主な勤務先となります。
助産師
助産師は、女性の妊娠・出産・産後に関わる仕事で、ケアや助言を行います。
分娩時には立会い、介助をし、新生児及び乳児のケア等も行います。
保育士
保育士は、親御さんから子供預かり、代わりに保育することが仕事です。
子供好きの人の間で人気のある職業ですが、長時間労働になることも多く、非常に体力や気力、責任感が必要になる資格です。
社会福祉士
社会福祉士は国家資格の一つであり、社会福祉業務に携わります。
身体・精神上の問題や環境上の理由などから、日常生活を送ることが困難である人達の相談にのり、助言や援助を行うことを主な業務とします。
介護福祉士
介護福祉士は国家資格の一つであり、身体・精神上に障害があることで、日常生活を送ることに支障をきたす人に対し、心身の状況に応じた介護を行います。
また、その人の介護者に対して介護に関する指導も行います。
精神保健福祉士
精神保健福祉士は、精神障害者が社会復帰するための相談、日常生活へ適応するための訓練、退院後の住居や就職先などの助言や指導を行います。
総合病院の精神科や保健所、保健センター、精神保健福祉センターなどが主な勤務先となります。
