事務から事務に転職する際の転職理由を考える上でのポイントや、例文をご紹介します。
事務から事務への転職理由を考える上でのポイント
その企業を志望した理由を明確に
事務から事務に転職する際には、数ある企業の中からなぜその企業を志望したのか、その理由を伝えるようにしましょう。
事務業務にあまり関係無い部分(会社の事業内容・社風・働きやすさ・ビジョン等)までしっかりと調べるようにしましょう。
コミュニケーション能力の高さアピール
事務職の仕事は、入力業務などのパソコンを使用した仕事があるのでPCスキルが求められますが、それ以外にも電話対応や来客対応といった仕事もあるので、コミュニケーション能力も求められることがほとんどです。
お客さんと関わることが多い仕事です。コミュニケーション能力の高さをしっかりとアピールすることが出来れば、採用へとグッと近づくはずです。
自分が企業の求める人物像にマッチしているとアピール
事務職の募集ですから、事務職のスキルがあることをアピールすることは当然ですが、それと同時に企業が求める人物像にマッチしているかどうかも選考の際の重要な要素になります。
資格等の事務職のスキル以外にも、その会社の適性に合っていることをしっかりとアピールするようにしましょう。
こんな転職理由はNG!
転職理由を考える上で、以下のような転職理由はNGです。
・上司が嫌いだった
・職場の同僚とトラブルがあった
・仕事がつまらなかった
・忙しかったから疲れた
基本的に、前職に不満があった、業務が忙しかった、などのネガティブな転職理由は良くありません。
ネガティブな転職理由ですと、「うちの会社でも嫌なことがあるとすぐに辞められてしまうのでは?」と思われてしまいます。
ポイントになってくるのが、過去のことよりも未来のことについて前向きに伝えることです。
過去や現在の不満を伝えるのではなく、将来自分はどうなっていたいか、何をしたいかを伝えることが大切です。
例えば、「私は○○が嫌だから辞めた」ではなく、「私は○○がしたいから辞めた。それが実現できるのが貴社でした。」といったように、ポジティブな言い回しに言いかえることが大切です。
実際の転職理由がネガティブなものだったとしても、上記のようにポジティブな言い方に変換するようにしましょう。
事務から事務への転職理由の例文
サンプル1
私は前職でも事務職として働いており、WordやExcelを使ったパソコンでの資料作成や、電話対応や来客対応の業務に携わっていました。さらに幅広い事務業務に携わりたいと思い、簿記2級と秘書検定を取得しました。貴社は一つの業務にとらわれることなく幅広い業務に携わることが出来、若い社員でも意見を言い合える風土があるということなので非常に魅力に感じ、応募をさせていただきました。前職での経験を活かし、貴社に貢献したいと思っております。
サンプル2
前職では5年間、事務職で働いてきた経験があります。主にパソコンでの資料作成や在庫管理、売上管理などを行ってきました。来客対応や電話対応も行っておりましたので、接客スキルやコミュニケーション能力にも自信があります。私は今後、経理のスキルを伸ばしていきたいと思っています。貴社は経理のスペシャリストが多数在籍しており、勉強会や資格取得支援制度なども充実しているので、スキルアップしていくのに最適な環境だと思いました。5年間培ってきた経験を活かし、貴社で働きたいと思っています。何卒宜しくお願い致します。
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