転職面接のお礼メールは出すべきなのか、どのように書けばよいのか、お悩みの方も多いと思います。
今回はそんな転職面接のお礼メールで好印象を持たれる書き方を例文を交えてご紹介します。
お礼メールは、必須では無い
元採用担当者という立場から言わせて頂きますと、面接が終わった後のお礼メールは必須ではありません。
たとえお礼メールが無くても、決してマイナスな印象になることはありません。
お礼メールを出すのを忘れて焦ってしまう方もいるかもしれませんが、お礼メールを送ってくる方は2~3割程度でしたので、意外にも出している方は少ないのです。
仮にお礼メールを出すのを忘れてしまったとしても、そこまで心配する必要はありません。
お礼メールを出す必要あるの?
「必須じゃないならお礼メールなんて出す必要無いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、お礼メールは出すべきです。
それは、お礼メールを出すことで印象が悪くなるといったことは無いからです。
メールを送ったら迷惑なのかな、と思ってメールを送ることを躊躇している方がいたとしたら、ぜひ迷わず送るようにしましょう。
ただし、どんな内容のものでもOKというわけではありません。注意点などの詳細はこれから紹介しますが、最低限社会人としてのマナーがしっかりと出来た文章で書く必要があります。
お礼メールを送る目的とは
お礼メールを送る目的とは熱意のアピールを行うことです。
実際、面接後にお礼メールを送ってきた応募者に対しては、強い熱意を感じました。きっと志望度が高いのだろうと、期待したのを覚えています。
志望度の高い企業に対しては、ぜひ面接後のお礼メールを送って、自身をしっかりアピールするようにしましょう。
送るタイミングは?
お礼メールを送るタイミングですが、面接終了後なるべく早く送るようにしましょう。
基本的には面接当日中には送るようにして、遅くとも面接翌日までに送るようにしてください。
理由としては面接の合否が面接翌日に出ることも多く、早い企業の場合当日中に出てしまうこともあるからです。
そのため、合否が決まる前になるべく早く送る必要があるのです。
件名は必ず入れる
お礼メールを送る際は、件名を必ず入れるようにしてください。
採用担当者が一目で分かるように分かりやすく入れるようにしましょう。
普段友人とのメールをスマホや携帯で送る時は、件名を入れないことが多いので、その癖で企業に送るメールの時も件名に何もいれずに送ってくる方がいますが、それは絶対にやめましょう。
なぜなら、単純に失礼にあたるというのもありますが、件名がないと不審なメールと判断され、見られること無く削除される可能性が高いからです。
件名だけで誰からのメールか、どんな内容のメールなのか分かるように心掛けましょう。
署名を付ける
メール本文の後には必ず署名を付けるようにしましょう。
ビジネスマナーでもあり、緊急時の連絡などが必要になった際に連絡をすることができるようにしっかりと署名を入れるようにしてください。
署名には氏名・住所・携帯電話番号・メールアドレスを記入しておくといいでしょう。
書き方のコツ
お礼メールの本文はどうしたらいいのかと言うと、あくまでお礼メールであって自己PRをするためのツールではありませんので、自分の熱意をツラツラと長文で書いて、採用担当者から印象を下げてしまわないように注意しましょう。
分量は少なめで、シンプルな構成にするのがコツです。
面接のお礼から始まり、熱意をシンプルにアピールできる文章を作成しましょう。
例文を紹介しますので、参考にしてみてください。
お礼メールサンプル・例文
【件名】
○月○日の面接のお礼(氏名)
【メール本文】
株式会社○○
人事部 人事課
●● ●●様
お世話になっております、△△でございます。
本日は貴重なお時間を割いて面接のご機会をいただき、誠にありがとうございました。
●●様お話を伺い、貴社のサービスやお客様に対する姿勢、今後の方針について理解を深めることができました。
以前より貴社を第一志望としておりましたが、面接を通じて貴社で働きたいという気持ちがより一層強くなりました。
この度の面接で良い結果を頂けましたら、私のこれまでのスキルや経験を活かし、微力ながら一生懸命努力する所存です。
是非とも良いお返事をいただき、貴社のお役に立てるよう祈っております。
取り急ぎ、面接でのお礼を申し上げます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
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転職太郎
メールアドレス:XXX@example.jp
〒107-0062
東京都港区南青山X-X-X
電話番号 090-XXXX-XXXX
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もし返事がきたらどうするの?
応募者が出したお礼メールに対して、企業側から返事を出すことはあまりありませんが、もし返事が来た場合は必ず返すようにしましょう。
メールのビジネスマナーとして、目下の人間の返事で終わるというのが基本です。
採用担当者からきた返事が短いメール文面で、返信するべきかどうか迷った場合でも、返すようにしましょう。
お礼メールの返事に対する返信であれば、「丁寧なお返事ありがとうございました。前向きなお返事を期待しております。」といった素直な気持ちを伝えるようにするといいですよ。
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