転職で年収アップした人の平均相場は?
転職でどれくらい年収がアップしたのか気になりますよね。
平均のアップ率を見ると20%前後で、額で見るとおよそ80万円ほどだそうです。
ベンチャー系や外資系に転職した人等、中には300万ほどアップしたなんて方もいるようです。
転職した当時は年収アップしてなくても、転職後着実にスキルをつけ、実績を残していって年収アップを実現させる人も多いです。
たとえ転職をして年収が変わらなかったり、下がってしまったとしても、落ち込む必要はありません。転職後、そのようにスキルアップして会社に貢献できるか、5年後10年後を見据えて年収アップできるか考えていくようにしましょう。
目先だけの金額にあまり捉われないことも大切です。
転職で収入をアップさせる方法
やりがいを感じる仕事に就く
やりがいを感じる仕事に就くことは非常に重要です。やりがいを感じる仕事に就いて打ち込むことが出来れば、成果へと繋がりやすいです。
転職する時は成果を出したら給料へと反映してくれる会社かどうか、しっかりと確認するようにしましょう。
業績の良い会社で働く
年収をアップさせるには、ボーナスがどれくらい支給されるかが大きく関わってきます。
そのため、業績の良い会社に転職して高額のボーナスを狙うというのも一つの手です。上手くいけば100万円以上アップさせることも可能です。
業績が上がった時にしっかりと給与に反映してくれる会社かどうかを確認すると良いでしょう。また、衰退する事業ではないか、これから伸びていく事業かどうかといった視点で企業を見ることも、非常に重要なポイントとなります。
正社員ではない人は正社員で働く
ボーナスが年収アップに大きく関わってると説明しましたが、ボーナスは基本正社員でないともらうことができません。
そのため、現在正社員でない人は、正社員になれる企業へと転職するといいでしょう。
コンサルタント職・営業職などの専門性の高い職種に就く
コンサルタント職や営業職など、成果を出した分だけ給料に反映されやすい職種に就くのも一つの手です。
不動産や広告業界などは未経験でも転職できるケースが多いので狙ってみるのもありです。ただ、職種を変えるとなると、ある程度年齢が若くないと難しいでしょう。
マネジメント職に就く
マネジメント職は責任を取らなければならない分、給料は高めに設定されています。
ある程度経験を積んだにも関わらず、給料が伸び悩んでいるという方は、マネジメント職に挑戦するというのもいいでしょう。
印象の良い交渉術とは
転職で年収アップをするために、企業と年収の交渉をするのも大切です。
ただし、やみくもに給料を上げてくれというのでは、あまり良い印象を与えません。
では良い印象を与える交渉術とはどのようなものなのでしょうか。
根拠をしっかりと伝える
年収アップを交渉する際、何の根拠もなく、ただ年収を上げてくれと言われても、企業側はピンと来ません。
自分にはこういったスキルがあり、これだけ会社に貢献できるんだということをしっかりと伝えたうえで、年収アップの交渉をするようにしましょう。
年収アップをお願いする根拠をしっかりと伝えることは非常に重要です。
一方的な提示の仕方は避ける
希望の年収を伝える時に、「希望の年収は○○円です!」と一方的に叩きつけるのは避けましょう。
「可能であれば」と前置きをしてクッションを挟んであげるだけでも大分印象は変わります。また、最後に「如何でしょう?」としっかりと相手の意見も伺うよう、ボールをきちんと投げ返してあげることが上手に交渉をするポイントです。
そうすることで相手に良い印象を与えることができます。
年収アップ額は常識の範囲内で
いくら自分にスキルがあって会社に貢献できるといっても、常識の範囲内で年収アップ額を交渉しなければなりません。
大げさに言ってしまえば「年収を1億上げてくれ!」なんてのは無茶ですよね。
年収ベースでおよそ80万前後くらいが相場であり、企業側も応じてくれることが多いです。
年収の話は相手に聞かれてからする
自分からお金の話をするのは、ガツガツしている印象を与えてしまいます。
面接時では、相手から尋ねられた時に交渉するようにしましょう。どうしても面接の段階で確認しておきたいという場合は、「大切なことなので念のため確認させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?」といった様に配慮のある前置きをするようにしましょう。
もし面接の段階で年収についての話が出なかった場合は、内定が出た直後に交渉をするようにしましょう。
印象のよかった交渉術・悪かった交渉術
私がこれまで関わってきた面接で、印象が良いと感じた交渉は、前職での経験や実績をしっかりと説明したうえで、自分の希望額を言ってくるような方です。自己分析がしっかりと出来ているなあと感心しましたね。
それから、希望額を提示した後、その額に対してどれほどの結果を出し、貢献するつもりかを具体的に語ってきた方も、非常に印象が良いと感じました。
どちらにしても、年収をアップしてもらう根拠を示してくれているので、十分に納得できて印象が良くなります。
反対に印象が悪かったのは、能力以上の年収額を要求して来るような人や、終始待遇面の質問ばかりだった人、他社と比較してくるような人たちです。
中には職種未経験にもかかわらず、前職よりも高い給料をくれと、ただ言われた時は正直びっくりしましたね。
しっかりと自己分析を行った上で、年収を上げてもらう根拠をしっかりと述べることが、上手に交渉をするコツだと思います。
転職エージェントも活用すべし
金額のことなのでなかなか切りだすことが出来なかったり、上手く伝えることが出来るかどうか不安という方も多いと思います。
そんな時はリクルートエージェントのような転職エージェントを積極的に活用することをおすすめしています。
事前にある程度の希望年収を企業側に伝えるので、面接での交渉がしやすくなるといったメリットがあります。
また、エージェントを使って人材募集をしている会社は予算を多くもっているところが多いので、年収交渉がしやすいです。
さらに、転職エージェントは専任のコンサルタントが就くのですが、その専任のコンサルタントが間に入って、企業と年収の交渉をしてくれることもあります。
上手く交渉できるか不安という方は、こうした転職エージェントを利用するというのも一つの手ですよ。
おすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、最大手リクルートグループが運営する転職エージェントです。
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また、リクルートエージェントには業界ごとの専属チームがあるので、転職者に的確なアドバイスをしてくれます。
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