大まかな退職理由は履歴書の方で書くので、職務経歴書には書く必要ないのでは？と思われる方もいるかもしれませんが、私としては詳しい退職理由を職務経歴書に記載した方が良いと考えています。
それは、退職理由は採用担当者が非常に気になる要素の１つだからです。
「本人に問題があったのか」「またうちの会社も同じような理由で辞めるのではないか」といった判断材料にしたいのです。
そのため、詳細の退職理由を職務経歴書に記載して、見極める判断材料を与えることが必要なのです。
職務経歴書の退職理由はどう書けばいいの？
職務経歴書の退職理由を書く上で、気をつけたいポイントは、前向きさを伝えることです。
本当の退職理由は
「仕事がつまらない」
「上司が嫌いだった」
だったとしても、そのままその通り記載してはいけません。
ネガティブな表現は避けて、ポジティブな表現に変換して伝えるようにしてください。
例えば、
「これまで身に付けてきたスキルを、貴社の○○という分野でもっと伸ばしていきたいから」
「若い世代が多く、成果を出している優秀な人材が多い会社で、自分の能力を試してみたいと思ったから」
といった感じにすれば、前向きさが伝わりますよね。
前向きな退職理由の書き方
前向きな退職理由の書き方のポイントは、ただ不満を書くのではなく、次の会社ではどんなことを実現していきたいのかを触れるようにするといいでしょう。
「○○の分野に挑戦したいから」「××のスキルを身に付けたいから」
と書くことで志望動機にもつながり、前向きな退職理由として企業に伝えることができ、好印象を与えます。
同じ転職理由は書かない
複数回転職をしている人は注意が必要です。
同じような理由で転職を繰り返す事もあるかと思います。
ただし、前回の退職理由と、前々回の退職理由が、全て同じ退職理由が書かれていると、「うちの会社でも同様の理由ですぐに辞めてしまうのでは」と不安に感じてしまいます。
そのため、実際は同じような理由で退職をしていたとしても、表現を変えるなどして、同じ転職理由を書かないよう工夫するようにしましょう。
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