「営業を辞めたい」と思った時の対処法・転職先の決め方

「営業を辞めたい」と思った時の対処法・転職先の決め方

営業職というと華やかなイメージがありますが、ノルマがきつかったり、お客からのクレーム処理をしなければならなかったりと、大変なシーンも多いのです。

そのため、「営業なんてもう辞めたい」と思う方も少なくないでしょう。

そこで、今回は「営業を辞めたい」と思った時の対処法について見ていきたいと思います。

転職を考えている方は、転職先の決め方等も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

営業を辞めたい理由は?

ではまず、営業を辞めたいと思う理由は何でしょうか。

最も多いのが

「ノルマがきつい」

ではないでしょうか。

これだけは、本人がいくら頑張っても、どうしても好調不調の波があるものですから、ノルマが達成できる月もあれば達成できない月もあるでしょう。

ノルマを達成できない月が続くと、社内での肩身が狭くなり、上司からの風当たりも強くなりがちなので、精神的にもかなりきついですよね。。。

その他に辞めたい理由は以下のようなものがあるようです。

・上司に怒鳴られる
・営業する商品に魅了を感じない
・人づきあいが面倒
・プライベートな時間でも顧客に振りまわされる
・キャリアにならない

「営業を辞めたい」と思った時の対処法

達成しやすい目標を設定する

なかなか営業の仕事が上手く行かないといった場合は、まずは達成しやすい目標を設定することが大切です。

簡単な目標でも、クリアすることが出来れば達成感を感じることができます。

日々仕事に達成感を感じることが出来れば、仕事にやりがいを感じることが出来るようになります。

最初の内は「一日に10件営業電話をかける」などの簡単な目標で構いません。

徐々に難易度を上げていって達成していくことが出来れば、スキルアップや自信にも繋がりますし、日々やりがいを感じれるので、営業を辞めたいという考えが変わるかもしれません。

営業のやり方を見直す

営業ノルマが全然達成できないといった場合には、これまで行ってきた営業のやり方に問題がある可能性があります。

商品説明の仕方を変えたり、顧客へのアプローチ方法を変えたりと、これまでの営業のやり方を見直すことも大切です。

少しの工夫で状況に大きな変化が現れる可能性もあります。

ノルマを達成することが出来れば、仕事に大きなやりがいを感じれるようになるはずです。

コミュニケーションをしっかり取る

営業マンにとって、社内で孤立してしまうことは絶対にNGです。

孤立してしまうと何でもかんでも一人で抱え込んでしまい、大きな精神的負担となります。

同僚や先輩・上司、後輩など社内の人間としっかりコミュニケーションを取って仲良くするようにしましょう。

仕事で困った時に助けてくれたり、仲良く話が出来る人が社内にいるだけで、大分気が楽になります。

期限を決めて頑張ってみる

「もう営業なんて辞めたい」と思っても、すぐに辞めるのではなく、期限を決めて頑張ってみることも大切です。

何か嫌なことや辛いことがある度にすぐに辞めていては、人としてもスキル的にも成長しません。

また、一時の感情ですぐに辞めてしまっては、辞めたことを後々後悔することになるかもしれません。

「あと2ヶ月頑張ってみて状況が変わらなければ辞めよう」といった具合に、期限を決めて頑張ってみるといいですよ。

そうすることで冷静に判断を下せるはずです。

部署移動をお願いする

営業という職種がどうしても嫌だといった場合には、同じ会社内で部署移動をお願いするというのも一つの手です。

必ずしも要求が通るとは限りませんが、上司や人事部に相談してみるといいでしょう。

飛び込み営業からルート営業への配置変換等であれば、わりと考慮されやすいのではないかと思います。

完全に他部署だとしても、適職だと判断されれば要求が通ることもあるかもしれません。

なにかスキルや資格があれば成功しやすいでしょう。

転職をする

営業を辞めたいと思った時、最終的に行きつくのは転職をするといった方法です。

転職をする場合、2種類のパターンがあります。

それは、

・営業職以外の職種に転職をする
・営業職として他の会社に転職をする

の2パターンです。

他職種へ転職する場合のおすすめの職種は?

未経験でも転職しやすいのは「営業事務」

営業事務は、受発注の管理や請求書・見積書の作成、プレゼン資料作成、電話・来客対応など、主に営業マンをサポートする仕事です。

直接売上を上げることはしませんが、営業職の人が非常に転職しやすい職種です。

ノルマなどに追われるのは嫌だけど、人と接するのが好きだという方にはおすすめです。

営業職の経験を活かせる「販売」「販促」「企画」職は狙い目

「販売」「販促」「企画」職は、営業職から未経験でも転職しやすいです。

なぜなら、営業職はこれまで顧客と直接接してきたわけですから、顧客がどういったものを好むか、望んでいるかを一番よく知っているからです。

営業としての経験や実績を活かすことが出来るので、自己アピールもしやすいです。

20代であれば「技術職(エンジニア)」もおすすめ

技術職は、専門知識が必要になりますので、未経験での転職は不利になることは間違いありません。特に即戦力を求めているような会社では難しいでしょう。

しかし、最近では人柄やコミュニケーション能力を重視しているところも非常に多いです。

技術力は、ある程度経験を積めば誰でも伸びていくものですので、こうした人柄やコミュニケーション能力を重視している会社さんも多いようです。

20代であれば十分可能性はあります。技術職に興味のある方はチャレンジしてみるのもいいでしょう。

ただし、全く知識が無い状態では厳しいので、「1st step」などのオンラインスクールなどで、ある程度の知識やスキルは身に付けておいた方が良いです。

派遣から「経理」を狙うのもあり

経理は、「ノルマが無い」「忙しくなる時期が分かっているのでスケジュール管理しやすい」「キャリアが上がっていく」といったメリットがあり、見事に営業職のデメリットをカバーしているので、非常におすすめできる職種です。

しかし、未経験で正社員の経理転職は非常に難しいです。

そこで、まずは派遣から経理事務を経験して、そこで得た知識と経験を武器に正社員での転職を考える方法がおすすめです。

できれば簿記2級くらいは持っているといいですね。簿記2級であればそれほど難しい資格では無いので、なるべく早めに取得しておくようにしましょう。

他の会社の営業職に転職する

転職を成功させるという観点では、最も簡単で成功率が高いのが、他の会社の営業職に転職する方法です。

現在の会社が、「怒鳴り散らす先輩ばかりいる」「しっかりとした戦略やロジックを持っていない」「取り扱っている商品が良くない」「飛び込み営業しかしない」「サービス残業当たり前」「ON・OFFの切り替えが無い」といったブラック体質である場合、営業職が嫌だというわけではなく、所属している会社に問題があるかもしれません。

そういった場合、他の職種への転職を検討するのもいいですが、同時に営業職の転職も検討するようにしましょう。

そうすることで、自分自身を見つめ直すことができ、転職活動の成功へとグッと近づくことが出来るはずです。

また、一言に営業といっても色々な種類があります。

大きく2つに分けると、「新規営業」「既存営業」に分けることができます。

新規営業は飛び込み営業と呼ばれることもあり、新規で顧客を開拓し、信頼をゼロから築いていくものになります。

既存営業はルート営業とも呼ばれ、すでに取り引きのある顧客に対し、要望などをヒアリングして新たな提案をしていくものになります。

さらに、顧客が法人なのか個人なのか(法人営業・個人営業)によっても変わってきます。

自分に向いているのはどの営業なのか、しっかりと自己分析をすることも大切です。

転職を成功させるには転職エージェントを活用しよう

転職を成功させるには、転職エージェントを活用するようにしましょう。

働きながら転職活動をする場合、求人検索や書類作成など、非常に大きな負担となりますが、プロの転職エージェントを活用することで、この負担を大きく減らすことが出来ます。

転職エージェントの利用に費用は一切かかりませんので、利用しない手はありません。

数ある転職エージェントの中でも、おすすめをピックアップして紹介します。

doda

dodaは、豊富な実績を持ち、エージェントのサポート力に定評があるエージェントサービスです。

カウンセリングが丁寧であり、的確で具体的なアドバイスをしてくれるので、非常に利用者の評価が高いです。

リクルートエージェント

求人保有数が非常に多いリクルートエージェントは、やはり外せません。

転職を成功させるには、多くの求人と出会うことが非常に重要です。

また、リクルートエージェントには業界ごとの専属チームがあります。

業界に精通したエージェントが的確なアドバイスをしてくれるので、転職成功へとグッと近づきます。

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