事務職は人気が高く倍率の高い職種なので、事務職の転職を希望する場合はしっかりと自己PRを考えておく必要があります。
ここでは事務職の転職を成功させるための自己PRの書き方や、状況別の例文をご紹介します。
事務職の自己PRポイント
経験者はこれまでの経験をしっかりと伝える
事務職は営業等と違い、数値で能力を判断することができないので、仕事の内容で評価されることが多いです。
そのため、事務職経験者の場合はこれまでどんな業務をやってきたのか、細かい部分まで洗い出してみるといいでしょう。
具体的にどんな業務を経験してきたのか、成果事例を盛り込むようにしましょう。
転職理由はネガティブなものにならないように
転職理由はネガティブなものにならないようにしましょう。
これは事務職に限ったことではありませんが、事務職は会社によって業務内容が大きく変わるものではありませんので、ネガティブな転職理由だと、同じような理由でまた転職するのでは?と、特に敬遠されてしまいがちです。
やりたいことを明確に伝える
志望している企業で、どんなことをやりたいのか、やりたいことを明確に伝えるようにしましょう。
しかしそれが、その企業で任せる予定の無い仕事であった場合、逆効果になってしまう可能性があるので、仕事内容などしっかり下調べをしておくようにしましょう。
事務職の自己PR例文
それでは事務職の自己PRの例文をご紹介します。
状況別に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
未経験の場合
私は前職では3年間営業として様々な業務に取り組んでまいりました。電話応対時には、普段早口でしゃべる癖を改善し、ゆっくり丁寧にハキハキと話すようにしたところ、お客様から「とても聞きとりやすくて熱意が伝わってくる」とのお褒めの言葉を頂きました。
また、私はパソコンスキルには自信があり、MOSを取得したりタイピングの練習をするなど日々勉強や努力を怠らず努力してまいりました。
この2点の強みを存分に活かすことのできる貴社の事務職にて、成長していきたいと考えております。
経験者の場合
私はこれまで5年間一般事務業務に従事してまいりました。
小さな事務所でしたので、一般的な事務作業はもちろん、文書・会議資料作成、データ入力、郵便物等の受取・発送、消耗品の補充・注文、電話応対や接客応対まで、一人何役もこなしてまいりました。
私は素早く正確に仕事を処理することを常に意識しており、どのようにすれば成果を上げることができるかを考えて行動していました。
これまでの経験を活かし、共に働く仲間と仕事がしやすいようにサポートをしていく縁の下の力持ちのような存在になりたいと考えております。
ブランクがある場合
私は前職を退職してからは、出産と育児に専念するために3年間仕事から離れていました。
前職では総務部に所属しており、主にパソコンを使った帳票類の作成・入力や電話応対などを行っておりました。パソコンでの作業はスピードと正確さを、電話応対時には明るい対応を常に心がけておりました。
ブランク中もスキルが落ちないようにと、合間を見つけては勉強をしておりまして、現在MOSの資格取得を目指しております。
育児で復職された方が多く働いているという貴社にて是非働かせて頂きたいと思っております。なにとぞ、よろしくお願いいたします。
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