事務系の職種に転職する際に役立つ資格を紹介します。資格を取得してスキルをアピールしましょう。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリストは「MOS」とも呼ばれており、WordやExcel・PowerPointなどのMicrosoft Officeのスキルを証明する資格です。
Microsoft Officeは普段の業務で使う機会も多いと思いますが、普段使いでは使いこなせていない場合がほとんどです。
独学で十分合格も可能であり、事務系職種へ転職する際の心強いアピール材料の一つとなるでしょう。未経験で事務系の仕事に転職をしようとしている人に、特におすすめです。
日商簿記検定
日商簿記は、日本商工会議所が毎年2・6・11月の年3回に実施する簿記検定のことで、級ごとにランクが分かれています。※1級~4級
一般的には独学で取得できるのは2級までと言われています。
簿記を取得すると、基本的な会計知識や財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身にくので、経理関係の仕事に就きたい人はもちろん、それ以外の事務系の仕事でも役立つこと間違いなしです。
秘書検定
企業の社長や役員が主要業務に専念できるよう、彼らをサポートする役割を担う秘書業務に関する検定です。
秘書検定は実務技能検定協会が実施しており、試験は年3回行われます。
ランクが級ごとに分かれており、1級・準1級・2級・3級となっています。
受講者が最も多いのは2級であり、2級は難易度がそれほど高くないので、初めて挑戦する際に適していると言えます。
準1級になってくるとより専門的な内容が求められるようになってきます。
スクールに通うのも良いですが、独学でも十分取得は可能ですので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
ITパスポート試験
ITパスポート試験は情報技術(テクノロジ系)、情報管理(マネジメント系)、経営戦略(ストラテジ系)の3分野から構成されており、ITに関する基礎知識を証明することのできる国家資格になります。
事務系の職種においてもITスキルは必要になってきます。ITスキルを客観的に示すことができるので、応募企業にアピールする材料になることでしょう。
「英検」や「TOEIC」
今やグローバル化が進んでおり、一般企業においても世界の公用語である英語を話せる人材が求められるようになってきています。
事務の中でも特に顧客対応をする機会の多い営業事務担当には英会話スキルが求められることが多いです。
英検では2級以上、TOEICでは500点以上が目安となっています。
英語が得意な人はぜひ挑戦してみてください。
医療事務
医療事務とは病院やクリニックでの受け付けや事務作業を行う職種のことを言います。
医療事務という資格があるわけではなく、関連の資格が80種類以上あり、それらを総称して「医療事務」と呼んでいます。
国家資格ではなく、すべて民間団体や主催学校等の認定資格となっています。
まとめ
以上、事務職に転職する際に役立つ資格をご紹介しました。
ここで一つ覚えておいてほしいのが、事務職において資格はあるとアピールポイントにはなりますが、必須では無い場合が多いということです。
事務職での転職で最も重要視されるのは、資格のありなしではなく、実務経験の有無です。
資格はそのプラスアルファ程度のものだということを認識しておくようにしましょう。
持っていないよりは持っていた方が良いという感覚です。
しかし事務未経験の方は、実務をアピールできないので、資格の一つくらいは取得しておいた方が良いでしょう。
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